不正出血とは

生理以外の日に出血することを不正出血といいます。新しい血は赤色ですが、少量の場合はピンクや黄色、時間が経っていると茶色や黒っぽい色になります。このような場合も出血ですのでご注意ください

どんなことが考えられるの？

排卵期におこる異常のない中間期出血などもありますが、重大な病気がみつかることもあります。以下に不正出血をおこす主な病気をあげます。

1. 炎症によるもの
   病原菌の感染・膣炎・子宮内膜炎
2. ホルモンの異常によるもの
   卵巣機能不全・月経異常など
3. 良性の腫瘍
   ポリープ・子宮筋腫など
4. 子宮膣部のびらん
   若い女性におおいです。女性ホルモンの影響でおこります。一般的には心配いりませんが、なかには子宮がんの初期のこともありますので注意が必要です。
5. 悪性の腫瘍
   子宮頸がん・子宮体がん・卵巣腫瘍・子宮肉腫・膣がんなど
6. 妊娠に関するもの
   切迫流産・子宮外妊娠・切迫早産・胎盤剥離など

どうしたらいいですか？

不正出血は重大な病気が隠れていることがあります、放っておかず、すぐにクリニックを受診して検査をうけてください。